吃音者は『話すこと』じゃなく『想い』で勝負しよう‼️
皆さん、ドーモです✋
30年間明るくどもり続ける研修講師の阿部です!
さて今日ですが、昨日Twitterに投稿した記事にとても嬉しい反響を頂きましたので、記事にして大切に残しておこうと思います。
⬇️こちらの記事です。
元吃音✖️営業として☝️
— 吃音研修講師 阿部 (@ABEBE001) 2021年3月2日
私たちが武器にするべきなのは滑らかなトーク力でもなく、優れたコミュニケーション能力でもない。
お客様に【貢献したい❗️】という強い気持ち。
気持ちに吃音は関係ないし、話すことに不器用な分、想いや態度は伝わりやすい💪
吃音でも営業で感動させる事だって出来る‼️
私は今現在、とある企業で研修講師をしています。
毎月100名以上の営業の皆さんに対してWEB研修を通じて専門知識やセリングスキルについて研修を行っています。
あっという間に5年目に入りました。
その前は営業職をしていたんですよね。
店舗型営業が4年、外回りのルート営業が4年、計8年続けることが出来ました👏
今回Twitterで投稿した内容は、まさにこの時期、特に外回りのルート営業をしていた時に学んだことになります😌
トーク力やコミュ力を武器にしない
営業職についた時に先輩や社内研修で指導され続けたのは、"いかに流暢に説明出来るか"や"スムーズなコミュケーションが取れるか"でした。
当然、吃音を持つ私はいくら練習しても流暢に説明出来ないし、会話さえスムーズなキャッチボールは出来ません。お客様に対しては一層出来なかったです。
すっかり自信を無くした私は吃音である境遇をうらみながら必死に働いていました。
もう頭の中は「どうせどもるからいくら説明しても分かってもらえない」「無能な営業マンだと思われて訪問すら嫌がられている」とネガティブでパンパンでした。。。
その後何度か転勤があり、社内で気難しいと言われていたとあるお客様を担当することになりました。
前評判に引きずられ、訪問の度に極度に緊張し、吃音症状でほとんど会話にならない状態でした。
自分としてはもう限界に達し、吃音のことをお客様に打ち明けました。
「すいません、僕、どもってうまく話せないんです。申し訳ありません!」
するとそれまで私の顔すらまともに見ていただけなかったお客様から何と、こう言っていただけたのです。
「分かった。僕の前ではいくらどもってもいいよ。」
泣きました。
必死に涙をこらえながら心に誓いました。
このお客様には自分が出来る限界まで尽くそう。貢献しようって。
それから毎日そのお客様のことを考えるようになりました。
通勤の時も、お風呂に入っている時も、ご飯を食べている時も、そのお客様が何に困っていて、何をサポート出来るのか、考え尽くしました。
それ以来、そのお客様は私を本当に可愛がって下さり、結果として営業としても評価をいただけるようになりました。
"想い"を武器にする
そこで気付いたんです☝️
人にはそれぞれ武器に出来るものがある。
私のような吃音者は流暢に話したり、優れたコミュニケーション力を武器にするのは本当に難しい。
吃音者が武器にするべきなのは貢献したいという想いなのではないでしょうか。
"想うこと"に吃音は関係ありません。
そして私たちは話すことが苦手な分、人一倍話すこと意外に想いを込めて行動することが出来る。
そして想いからくる行動は必ず伝わる。
感動だってしてもらえる。
科学的根拠はありませんが、私個人の経験上、このように信じています😌
貢献したい想い。伝えていきましょう☺️
安心してどもれる世の中へ
本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
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