どもれども どもれども

30年間明るくどもり続ける吃音研修講師がお送りする吃音ライフを紹介します!

吃音で落ち込んでしまった時に立ち直るための3つの方法

皆さん、ドーモです🖐
30年間明るくどもり続ける研修講師の阿部です!


今日は吃音で落ち込んでしまった時に立ち直るための3つの方法について書いてみます✍️


私も今でもありますが、ここぞという時に強くどもってしまい、凹んでしまったり気持ちが折れてしまったり。。。


吃音を持っているとそんな経験をすることが多いのではないでしょうか。


そんな時、私がどのような方法で自分を立ち直らせ、再び前を向いて歩き出しているのか、紹介します❗️


少しでも皆さんにとって役立つ方法であるととても嬉しいです☺️


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吃音で落ち込んでしまった時に立ち直るための3つの方法

私たち吃音当事者は、人前で話す機会があると、「出来ることならばどもりたくない。」「スムーズに話したい。」という意識を強く持つ傾向があります。


しかしいくら意識しても、願っても、やはりどもってしまう。


どもらずに話したいのに話せない。


そんな状況に時にはひどく落ち込んでしまうことも多々あります。


私も今だにそうです💦


落ち込むことは決して悪いことではなく、そこからどう心を持ち直し、再び歩き出すか。


これが大切なのですね☝️


では今日は日頃私が実践している、吃音で落ち込んでしまった時に立ち直る3つの方法をお伝えします☝️


1つでもお役に立てる方法があると最高に嬉しいです😆

  1. 周りの人に辛さを話す。
  2. どもることが"普通"であることを知る。
  3. どもった事実はすぐに忘れられてしまう事を知る。

では、1つ1つを詳しく説明していきましょう☝️

周りの人に辛さを話す。

これは本当に大切です。


自分で抱え込んでしまってはますます落ち込みが深まることも。


人に吐き出してしまうことで意外と心がスッキリすることも多いです。


とにかく一人で抱え込まずに、誰かに積極的に辛い気持ちを吐き出してしまう事をオススメします。


その為には、普段から自分の吃音について気軽に話せる人が1人でもいるといいですね☝️


1番身近なのはお父さんやお母さんでしょうか。


そして友だち。


学校の先生が吃音について理解していただいているのであれば、先生にも相談出来ますよね。


社会人の方であれば同僚や先輩でしょうか。


日頃から吃音について気持ちを吐き出せる相手を見つけられるよう意識しておきましょう👌

どもることが"普通"であることを知る。

私たち吃音当事者にとって、どもることって嫌なことだし、なるべく出したくないって思ってしまいますよね。


なのでどもった時の私たちの捉え方はこれです。


「どもってしまった。」


どもることに対してどうしてもネガティブな感情を持っているので、いざどもった時にひどく落ち込んでしまいます。


しかし、よく考えてみると、私たちにとって"どもること""普通"なんですよね。


どもる話し方が私たちが生まれながらに持つ、"本来の"話し方なんですよね。


ちょっと不器用ですが、どもることは私たちとって普通なことなんです。


なので捉え方としては、どもった時には「いつも通り。こんなものだ。」程度。どもらずスムーズに
話せた時には「今日は"珍しく"スムーズに話せたな!」とスムーズに話せた時をラッキーと捉えてみましょう☝️

どもった事実はすぐに忘れられてしまう事を知る。

人間の記憶って上手く出来ていて、自分にとって大切なことを長期記憶として保存しておき、大切でないことはすぐに忘れるように出来ているのですね。


では、私たちがどもったことって、それを聞いている方にとって大切で長期間保存しておきたいことでしょうか?


答えはもちろんNOですよね❗️


私たちは自分がどもったことを聞かれ、変に思われていないかを極度に気にしてしまう傾向があります。


でもね、私たちがどもったことなんて、その場が終わった瞬間に忘れられてしまうんです。


私たちがどもったことをずっと気にして過ごす人なんていないんですよね。もっと考えなきゃいけないことが山ほどあるわけなので💦


もちろん、こちらから「さっきどもらなかった?」と聞いてしまうと「そう言われるとどもってた気がする」と思い出されてしまうので、確認はしない方がいいですね。


なのでもし、自分がどもったことを変に思われていないか気にしてしまう方は、「どうせ誰も覚えていない。もう忘れられてる。」と考えてみましょう☝️




最後にもう一度おさらいしますね。

吃音で落ち込んでしまった時に立ち直るための3つの方法

  1. 周りの人に辛さを話す。
  2. どもることが"普通"であることを知る。
  3. どもった事実はすぐに忘れられてしまう事を知る。


皆さん、吃音があると辛い想いをすることが本当にたくさんあると思います。


そんな方にとって、「もっと気楽にいっていいんだ。」と少しでも勇気を持っていただくキッカケになれるとするとこれほど嬉しいことはありません。


安心してどもれる世の中へ



本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

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