吃音を持っていても、伝わるよ。【吃音講師のプレゼン術】
この度は当ブログ【どもれども どもれども】にお越し頂きありがとうございます!
吃音研修講師の阿部と申します🙇♂️
吃音(きつおん)という、どもってスムーズに話せない症状を持ちながら、200人の社員の前で堂々と研修をする日々を過ごしております👨🏫
初めてこのブログに訪れていただいた方もいるかと思いますので、まずはこちらの記事を読んで頂きたいです👏
吃音について知って頂きたい全ての事を書きました✍️
⬇️ここからが本文です
さて、本日は【吃音講師のプレゼン術】というテーマで書いてみたいと思います✍️
私は職業柄、会社の従業員約200人に対して、毎月研修する機会があります。
つまり、毎週プレゼンをしています。
通常はWEB研修がほとんどですが、対面研修を実施することもあります。(今はWEBオンリーですが)
これを丸4年間続けることが出来ています☝️
この4年間の研修機会を通じて、【吃音があっても伝わるプレゼン】について様々なヒントを得ることが出来ました☺️
つい先日のこと。
新入社員に対して自社製品知識の講義を行った際の話です。
かなり準備をして臨んだのですが、講義中は要所要所で吃音症状が出てしまい、新入社員たちの理解度がとても心配でした。
しかし、講義後の日報では、全員が8割以上の内容を「よく理解できた」と回答し、自社製品を通じて社会貢献をしたい旨を具体的に書き綴ってくれていました。
この経験を通じ、【プレゼンにとって大切なのは綺麗に話すことではなく、行動したくなるようにメッセージを伝えること】と改めて実感したわけです☝️
特に、人の記憶に残るのは、最も感情が高ぶった時と最後のメッセージという傾向があるようです。
つまり、この2箇所に集中してメッセージを用意し、伝えるようにすれば自ずと伝わるようになるのですね。
では、特に最後のメッセージは大切です。
「要するに、今日はこれを持って帰って、こういう行動変化を起こして欲しいのです。」というまとめになります。
このメッセージが曖昧なものになってしまうと、そのプレゼン自体が記憶に残らず、聴講者にとって何の意味もないプレゼンになりかねません。
そして人の記憶は「要するに」の部分次第でその後の記憶に残すか残さないかの判断をします。
なので「要するに」は聴講者の目線で、「そうか!行動しよう!」と思えるものであるべきなのです☝️
オススメとしては、プレゼンの話を作る際には、"要するに"何を伝えたいか、どうして欲しいかを先に考える。
その上で具体的な肉付けをしていくとより分かりやすいプレゼンになります。
また、その"要するに"の話は冒頭で伝えていただいても構いません。
何度も一貫したメッセージを伝える事で、より記憶に残り、行動に移りやすくなるはずです。
今日は"要するに"プレゼンにおいて最後のメッセージが大切。というお話をさせていただきました☺️
人前でお話しする機会がある際には、聞いている方々に何を伝え、何をして欲しいのかを先に考えてみて下さい👍
安心してどもれる世の中へ
本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
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