吃音を持つ息子へのサポート【吃音パパとして】
この度は当ブログ【どもれども どもれども】にお越し頂きありがとうございます!
吃音研修講師の阿部と申します🙇♂️
吃音(きつおん)という、どもってスムーズに話せない症状を持ちながら、200人の社員の前で堂々と研修をする日々を過ごしております👨🏫
初めてこのブログに訪れていただいた方もいるかと思いますので、まずはこちらの記事を読んで頂きたいです👏
吃音について知って頂きたい全ての事を書きました✍️
⬇️ここからが本文です
さて、本日は【吃音を持つ息子へのサポート】をテーマにして書いてみたいと思います✍️
息子の吃音
当ブログやTwitterでもお伝えしている通り、私には小学5年生の息子がいます。
息子は私と同じく吃音を持っています。
5歳あたりから軽い吃音症状や受け応えがスムーズに出ない兆候が見られ、小学生の頃には言葉の教室にも通っていました。
10歳になった今でも伸発や連発が見られているので、おそらく今後も吃音と付き合うことになるかなと思っています。
息子への吃音サポート
あと1年半もすると中学校に入り思春期も本格的に始まると思うので、私たち親を含めて周りからのサポートが必要になってくる頃だなと考えているわけですね☝️
息子への吃音サポートを考えた際に、幸か不幸か私自身が吃音当事者でもあるので、今心掛けてているのは"自分自身が子供の頃に本当は何をして欲しかったか"を深く考えるようになりました。
考えた末、私が出したポイントは下記3点です。
- 息子が吃音のことを話しやすい環境をつくる。
- 「最近、吃音の調子はどう?」と定期的に聞く。
- 学校の先生に事前に息子の吃音について説明する。
あくまで今、息子が自分の吃音をあまり意識していない時期であることを前提としています☝️
最も大切なのは、息子が私に気軽に吃音のことを聞ける、もしくは相談できる環境が必要であるということです。
今あまり悩んでないにしろ、「吃音っていけないことじゃないんだ。気軽に話してもいいんだ」という思いを持ってもらいたいと考えています。
私が子供の頃、親をはじめ周りに吃音の相談や話が出来ず、不安な気持ちを抱いていた記憶があります。
吃音に対する自分の捉え方は今後大きく影響してくるので、吃音は気軽に話してもいいことなんだよ。とお互いが認識することで、息子も悩みや困っていることを相談しやすくなるかなと☺️
そして、学校へのサポート依頼を定期的にすることも大切ですね。
先生からは「息子さん、問題なく楽しくやっていますよ。吃音があっても問題ないですよ。」と言っていただけることが多いのですが、先生にも意識して息子の吃音の変化を見てもらいたい。という想いから定期的に吃音について確認するようにしています☝️
中学生に近づいてくると、ますます多感になり、これまで気になっていなかった吃音に対して不安やストレスを覚えるようになるかもしれません。
そんな心の変化を家庭でも学校でもひろってあげられるようにしたいなと。
変化があった際にはとことん話を聞き、どのようなサポートが必要かを一緒に模索できればと思います。
多感な時期になり、息子の吃音に対する捉え方が変わってきた時にはサポート方法も変えるつもりです😌
当事者同士の経験のシェアが子供たちを救う
今回書かせていただいたのは、あくまで私個人として心掛けて実行していることになります。
そして想像するに、吃音を持つお子さんがおり、ご自身は吃音を持たない親御さんにとってはその対応に大変な不安と苦労を抱えていらっしゃるのではないかと想像しています。
吃音当事者の困っている部分は本当に見えにくく、なかなか理解が難しい状況にあるかと思います💦
実際、私が息子の気持ちを100%汲んであげられているかというと、かなり難しいと思います。。
なので、吃音当事者たちが子供の頃の経験や想いをシェアすることで、困っている親御さんたちの大きなヒントになるのではないか。と考えています😌
様々な理論が提唱されていますが、吃音の発生機序や治療法が解明されていない中、頼りになるのは経験です。
もしこの記事を見られている吃音当事者の方がいらっしゃいましたら、どのような些細なことでもいいので、どこかで発信いただけるととても有益ですよね☺️
私も負けじとブログとTwitterで発信続けます💪
皆さんで力を合わせて経験をシェアしていけるとまさに安心してどもれる世の中の実現が早まるのではないかなと期待しています😌
本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
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