吃音に強いマインドを作る2つのコツ
この度は当ブログ【どもれども どもれども】にお越し頂きありがとうございます!
吃音研修講師の阿部と申します🙇♂️
吃音(きつおん)という、どもってスムーズに話せない症状を持ちながら、200人の社員の前で堂々と研修をする日々を過ごしております👨🏫
初めてこのブログに訪れていただいた方もいるかと思いますので、まずはこちらの記事を読んで頂きたいです👏
吃音について知って頂きたい全ての事を書きました✍️
⬇️ここからが本文です
この記事のテーマと対象の方✍️
☑️吃音を持っている方
☑️ご自身が吃音と向き合えていないと思っている方
☑️日々の吃音から来るストレスを減らしたい方
この記事のテーマは【吃音と向き合う心の持ち方】です☝️
心の持ち方を少しだけ変えるだけで、ちょっとだけ楽に吃音と付き合えるようになりますよ。というお話です😌
吃音から来るストレス
さて、この記事を読まれている方は、吃音をお持ちの方や吃音をお持ちのお子さんがいる保護者の方かなと思います。
吃音を持つ方は日々、吃音から来るストレスや不安、悲しみと向き合われているのではないでしょうか。
「授業で当てられたらどうしよう。。。」
「出勤と退勤の時の挨拶がきちんと出来るかな。。。」
「自己紹介の時、どもったらどうしよう。。。」
生活の中で言葉を発するほぼ全てのシーンにおいて、吃音に対する不安を感じ、それがストレスとして蓄積されます。
その蓄積されたストレスは我々の心と身体を臆病にし、新しい挑戦に対し後ろ向きに考えてしまう事もあるのではないでしょうか。
私も約30年間、吃音と付き合っていますが、つい数年前まで同じ状況に陥っていました。
友達付き合い、職場での付き合い、あらゆる人との付き合いが億劫で、意図的に避けていた時期もありました。
しかし、今は違います!
相変わらず吃音症状が強く、プライベートでも仕事でもどもる日々を過ごしていますが、吃音から来るストレスはほぼ感じなくなりました👍
言わば吃音に強いマインドを手に入れる事が出来ました💪
その吃音に強いマインドの作り方のコツをお伝えします👌
あくまで私の経験から来るもので、科学的に証明されているわけではありませんので悪しからずご了承下さい👏
吃音に強いマインドを作る3つのコツ
では、結論から言いましょう😉
吃音に強いマインドを作る2つのコツをお伝えします‼️
どちらも難しくなく、今からでも気持ちを切り替えることは十分できます💪
- 吃音を持っているのは、自分のせいではないと知ること。
- どもる事が当たり前の事だと自覚すること。
まず1つ目の「吃音を持っているのは、自分のせいではないと知ること。」についてです☝️
吃音を持つ方はどもることを自分のせいにしてしまいがちです。
そのため、自分以外の方に対して「どもって申し訳ない」という気持ちが強くなり、自分を苦しめてしまいます。
はっきり言います!
吃音を持っているのはあなたのせいではありません。
もちろん親御さんのせいでもありません。
周りの方のせいでもありません。
誰も悪くないのです‼️
もし自分の素行が悪く、あるいは生活習慣が悪いがために吃音になるのだとしたら反省することも大切です。
しかし、私たちは、生まれながらに、何も知らないうちに吃音という症状を獲得してしまい、今でもずっと付き合い続けているわけです。
なので、「吃音を持っているのは自分のせいではない」ことを日々強く自覚して下さい‼️
当たり前のことですが、SNSなどを見ていると、吃音で悩む方の多くがこの思い込みに苦しめられています💦
そして2つ目の「どもる事が当たり前の事だと自覚すること。」についてです☝️
「どもることは良くないこと。どもって周りに迷惑をかけてはいけない。」
これも吃音を持つ方が持つ思い込みの1つです。
どもることは悪いことで自分の努力が足りない。
どもって周りの方に迷惑をかけちゃいけない。
吃音やどもることをついついこのように考えてしまい、どもる度に心の疲れが溜まっていってしまう。
本当に辛いんですよね。
今日からこの考えとはサヨナラしましょう👋
代わりにこう考えて下さい。
「どもることが当たり前。症状が強い日や弱い日はある。伝えたい内容さえ伝わればいい。」
いかがでしょう⁉️
この考え方が染み付くと、どもることを自体に気後しなくなります👍
どもることを前提に、伝えたいことをどうしたら伝えられるか。という観点で考えられるので、日々少しずつ前に進めるようになります。
「どうしたらどもらなくなるんだろう?」
じゃなく、
「どもりながらどうしたら伝えられるだろう?」です👌
2つとも、難しくないですよね?😉
ちょっとだけ勇気があればできそうですよね?☺️
そう思っていただいた方は今日から少しだけ意識してみて下さい👍
吃音から目を背けず堂々と生きていく
吃音を持つことになったのは自分のせいではないし、どもることは私たちにとっては"日常"であり、失敗ではない。
この考えを強く持つ事ができれば、今よりも少しだけ楽に吃音と付き合っていけるのではないでしょうか。
吃音である事で、確かに私たちの人生にはある程度の負荷がかかります。
しかし、今日お話ししたようなちょっとしたコツで吃音を気にしないマインドでその負荷はいつか負荷ではなくなります。
私がそうであったように。
改めて言います☝️
吃音である事は私たちのせいではありません。
今日から堂々と生きていけばいいじゃありませんか😁
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
安心してどもれる世の中へ