どもれども どもれども

30年間明るくどもり続ける吃音研修講師がお送りする吃音ライフを紹介します!

チワッス!僕、どもりっす!

おはようございます!

 

年間パスを買ってしまうぐらいディズニーが大好きなのに、『ディズニー』という言葉が言いにくくて悩んでいる阿部です笑

 

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吃音(どもり)って何?っていう方も多いかと思いますので、今日は簡単にまとめてみる事にします。

ちなみに私にとってキツオンって言いにくいので、今後はどもりと言う事にします笑

 

●どもりの人ってどれくらいいるの?

→数少ないどもり専門医、九州大学の菊池先生の論文小児耳(2014; 35(3): 232-236)によると、どもりは5歳までで人口 5%に発症。その後70%ぐらいの方が自然回復するらしいです。

つまり、100人に1人か2人ぐらいは大人になっても症状を持っているという事になりますね。

私の会社は社員が1500人いますので、15人は存在しているはず。。。あと14人を探さなくては!笑

どうですか?意外といそうですね!

 

●どもりの症状はどんなもの?

→簡単に分けると、『連発』と『難発』があります。

『連発』は『僕は』と言いたい時に『ぼ、ぼ、ぼ、僕は』と同じ言葉を繰り返してしまう症状です。野に咲く花のようにで有名な山下 清さん

のドラマでご存知の方も多いでしょうか?

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『難発』はいわゆる言葉の難産ですね。私はこれが特に多いです。先日も福岡にお得意様と出張に行った際、福岡の名物について聞かれたのですが、『明太子』と言うまで2分かかりました笑

 

私の経験からですが、どもりの人は得意なことばと不得意な言葉があると思います。

さっきまでスラスラ話してたのに急に連発がズバババババ〜っと発射される事もありますし、言葉の急ブレーキがかかってしまう事もあります。

 

そういうものを抱えているので、私を含めどもりの人は繊細でちょっと気にしいな所があるのかな。。。

僕達みたいな人が周りにいたら、そんな気を遣わず、接していただけると嬉しいです。

言いたそうな事を『こういう事かな?』って察して頂ける方は神です笑

 

あと、居酒屋の注文もちょっと助けて頂けると助かります。本当はうどん食べたいけど、言いにくいからそばを頼んでしまう事もあります笑

飲食店の皆さん、全店舗にタッチパネルや券売機導入をお願いします!!笑(話さなくても全てが終えられる一蘭は奇跡の店舗です!)

 

私としては、どもりを楽しんでいただくぐらいでちょうどいいです笑

少しでも身近に感じていただきたいので、私が経験したエピソードなんかも書いていければなと思います。

 

ここまで読んでいただいた方、ありがとうございます。

 

感想やご意見などいただけると嬉しいです!!