どもれども どもれども

30年間明るくどもり続ける吃音研修講師がお送りする吃音ライフを紹介します!

バイデン大統領は吃音を克服した⁉️吃音ドクター 菊池先生が吃音(きつおん)について分かりやすく解説☝️

皆さん、どーもです🖐
30年間明るくどもり続ける吃音研修講師の阿部です。


バイデン大統領が吃音を持っていることにより注目されている吃音(きつおん)


吃音という言葉が沢山の方に知ってもらえることは私たち当事者としてもとても嬉しいことです。


しかし、"間違って"知ってしまうことによって当事者やそのご家族が逆に苦しんでしまう結果になるリスクもあるのが現状です。


そこで、本日のニュース記事で吃音ドクターでお馴染みの九州大学 菊池先生が、吃音について知って欲しいこと、やって欲しいとこ/やって欲しくないことなどとても大切なことを説明してくれていますので、是非紹介させて下さい👏

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本日公開された菊池先生のインタビュー記事はこちらです。

⬇️⬇️⬇️⬇️
バイデン大統領も悩んだ「吃音」、症状や原因は? 対処法も解説(オトナンサー) - Yahoo!ニュース


この記事の中で菊池先生は吃音の出方の特徴や5つの軽減法などの話を触れていますが、『しないで欲しいこと』にもしっかり触れています。

逆に『しないでほしいこと』もあります。『ちゃんと話しなさい』『ゆっくり話しなさい』などと、吃音が出たときに話し方のアドバイス、注意をすることです。話し方(表面)のみ評価されて、自己否定感を抱いてしまいます」


これは本当に大切な点です。


私たちは話し方のアドバイスをされてしまうことで今の自分の話し方が"間違っている"と認識してしまいます。

そしていくら頑張ってもなかなか"間違った"話し方は改善しない。

これによって自己否定感を強く抱いてしまうのです。


なので是非、温かくゆっくり最後まで話を聞いていただけますと本当に嬉しく思います。


また、バイデン大統領の吃音について、菊池先生は下記のように触れています。

吃音のある人が大統領になったことは、うれしいことです。ただ、一部のメディアの紹介で『吃音を克服』という書き方をされていることには違和感があります。テレビでの演説を聞いても、まだ吃音は残っています。先ほども述べましたが、50歳を過ぎて、かなり軽減しているのだと思います。

『吃音を克服』という書き方に違和感があるという声が多いです。『吃音のある大統領』という書き方をすればいいのにとの意見です。『吃音=克服しないといけないこと』と世の中の人に勘違いされる恐れがあります。吃音とは、流ちょうに話せる時間と吃音が出る時間が混在していることなので、一側面のみを見ないよう気を付けていただきたいです


吃音=克服しなければならない

吃音=頑張れば克服できる


この認識だけが一人歩きしてしまうと私たち当事者はとても辛いです。


"克服"という言葉一つ取っても、様々な意味合いが出てきます。(人によっては"吃音症状が全く出ない"、人によっては"症状は出るけどストレスなく付き合っていける"など意味が全く異なります。)


吃音とどう向き合うかという問題は当事者、家族、専門家が人生をかけて取り組んでいる大きな課題なのです。


なので、「吃音は克服出来る症状なのに、何故あなたは克服出来ていないのか?努力が足りないのではないのか?」などという認識は絶対避けたいです。


だから今一度、今回紹介した菊池先生の記事を読み、吃音を"正しく"沢山の方に知っていただけると心から嬉しく思います😌



最後にこの記事を読んでいただいた皆様にお願いです。


菊池先生の記事をSNSやブログでシェアしていただけませんでしょうか。


このような専門家の先生が書いた正しい情報を沢山の方に知ってもらいたいのです。


そして、吃音で悩む方々が安心してどもれる環境に身を置けるようになることを切に願っております👏


安心してどもれる世の中へ


本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

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