銭湯は心をつなぐ✨〜吃音パパと息子のしゃべり場〜
皆さん、ドーモです🖐
30年間明るくどもり続ける吃音研修講師の阿部です🙇♂️
今日は先週の金曜日に家族で銭湯に行った時に経験したことについて書いてみたいと思います✍️
息子とのまったり濃密な時間。
心も体もぽっかぽかです♨️
銭湯に行ったのはいつ振りか振り返ってみましたが、およそ1年ぶりではないかと思います。
元々頻繁に行くタイプではなかったことと、コロナが始まってしまったので、いよいよ銭湯から足が遠ざかっていましたが、銭湯が今頑張っており、11月まで平日の入浴料金が500円(通常2000円)‼️という事で行かなきゃダメでしょ♬
という事で金曜の夜に家族でお風呂という贅沢を味わいに向かいました☺️
入り口に入った時点で銭湯の賑やかな雰囲気に私も子供たちもテンションMAX!この瞬間がパパ日和に尽きるというものです😚
手続きを済ませて、男湯は私と長男、女湯は妻と次男に分かれていよいよお風呂へGO🎵
沢山のお風呂に気分を良くした長男は、いつも以上に饒舌で楽しそうに沢山の話をしてくれました✨
今ハマっているゲームのこと(フォートナイト)、学校で楽しかったことなど。
私自身決めていたこと。
「今日はとことん長男の話を聞くぞ!!」
傾聴のスキルをフル活用してとことん長男の話を聞き、深堀りしていきました💪
そして私がどうしても聞きたかった話。
それはもちろん吃音のことにです。
日頃から吃音についてはよく語り合っていますが、銭湯といういつもと違った開放的な環境になることで、違った想いが聞けるかもしれない。
そう考えていました。
私「最近、吃音はどう?」
息子「うん、大丈夫。発表の時は緊張して吃音が出ちゃうけど。」
私「そうか。吃音が出た時はどうしてるの?」
息子「どうしても言えない時は先生が一緒に言ってくれるよ。」
私「先生が手伝ってくれるんだね。それは安心だね!みんなの前で発表することは不安じゃない?大丈夫かな?」
息子「すっごく緊張するけど、発表は好きなんだ!」
私「いいね。お話しすること好きだもんね!クラスのみんなは吃音が出てもお話し聞いてくれる?」
息子「うん。今は聞いてくれるから大丈夫だよ。」
私「そうか、良かった。"今は?"っていうことは前は聞いてくれなかったの?」
息子「3年生の時は一瞬だけいじめられたから。一瞬だけだけどね。今はもう大丈夫だよ!」
私ははっとしました。
息子が3年生の時に吃音とは関係なく、クラスの子にちょっかいをかけられ嫌な想いをしていることは知っていました。
しかし、吃音が原因でいじめられたことは初めて聞きました。。
日頃から私と息子は吃音について話し合っているので、いつの間にか"息子の吃音のことは何でも知ってる"と思い込んでいたのかも知れません。
こんな大事なこと。息子が嫌な気持ちになっていることを知らなかった私。
息子が私に心配をかけないよう「このくらい我慢できる」と言わなかった時の気持ちを考えると胸がギュッと苦しくなります。
まだまだ息子の声を聴けていなかった。
痛感しました。
この後も息子から「何歳の頃に吃音って気づいたの?」「気付いたのはどうしてなの?」と色々な質問をもらいながら吃音についての考え方や気持ちなどを息子に伝えることが出来ました。
気づいたら銭湯に入り始めてから1時間半は経っていました。
私も息子も長風呂が苦手で30分と入れないタイプですが、話しても話しても話すことが尽きない😊
銭湯は外の時間をシャットアウトして、お風呂という世界に没頭させてくれる。
だから目の前の人や自分に徹底的に向き合える。
日頃言えない本音を思い切って伝えられる。
そんな場所なんだなと改めて感じました☺️
銭湯は心をつなぐ♨️
安心してどもれる世の中へ
本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
この記事に共感していただいた方はポチッとお願いします☺️
にほんブログ村