たまには話す事を諦めたっていい‼️〜吃音を伝える事で〜
この度は当ブログ【どもれども どもれども】にお越し頂きありがとうございます😊
吃音研修講師の阿部と申します🙇♂️
吃音(きつおん)という、どもってスムーズに話せない症状を持ちながら大好きな研修講師の仕事と向き合う日々を過ごしております👨🏫
初めてこのブログに訪れていただいた方もいるかと思いますので、まずはこちらの記事を読んで頂きたいです👏
吃音について知って頂きたい全ての事を書きました✍️
さて、本日はタイトルにもあります通り、吃音を持つ方に「たまには話す事を諦めてもいい」というメッセージをお伝え出来ればと思います☺️
「え⁉️諦めてもいいの⁉️」
「どうしても話さないといけない事がある時はどうするの⁉️」
「質問されて言いにくい回答に困った時は⁉️」
おそらく皆さんの中で様々な疑問が浮かんでいる事でしょう💦
答えはズバリ、
「今は言えません❗️」と言い切ってしまう
大切なのは"今は言えないという状態を相手にきちんと伝える"事です☝️
言えないからといって無視してしまっては相手と状況が分からずムッとしてしまいます💦
そう、自分の状況をきちんと伝える事が大切ですね。
意外と相手は言葉で伝えないと分かってもらえませんので💦
ここで皆さんはこのような疑問を持つと思います。
「今は言えない」っていきなり言われて驚かれない⁉️
そもそも相手に「言えない」事を言う事自体ハードルが高い。。。
確かに、吃音の事を何も伝えていない相手であれば言いにくいし、言ったとしても理解されない可能性が高いですよね💦
そこで、
吃音の事を普段接する相手に伝えましょう☝️
出会った人全員に滅多やたらに伝えるのはなかなかハードルが高いですよね💦
なのでまずは信頼できる、もしくは安心して伝えられる相手に伝えてみましょう☺️
1人に吃音の事を理解してもらえると自分にも自信がつき、別の方にも言いやすくなります👍
少しずつでもいいので周りの理解者を増やしていきましょう。
日頃接する方々に吃音を知ってもらっている状況を作り出せた時、冒頭に言いました「たまには話す事を諦める」事が出来るようになります☺️
ここで私の具体例を挙げてみましょう☝️
私は妻や子供、そして職場の中で日頃接する機会が多い方、つまり親密度が高い方には自分の吃音の事を伝えています。
その方々の前ではあまり吃音症状を抑える事なく遠慮なくどもって話す事もあります。
ただそれでも日によって、そして言葉によってはどうしても言えない事って多々あります💦
そう言う時は散々どもった挙句、「今はどもって言えないので改めて言います」と正直に伝えるようにしています👌
すると相手の反応は「分かった。また言ってね」と分かってくれる事が多いですし、「やっぱり急に言えなくなったりするんだね」と改めて吃音について興味を持ってもらえることもあります。
いずれにしても私としてはあまり無理をしなくてもいい状況を作り出せている訳です👍
私も含めてですが、吃音を持っているとどうしても「上手く、完璧に」話す事を目指してしまいがちで、それがストレスや不安に繋がることが多い気がします💦
しかし、吃音の事を周りに伝えておくことで、話す事を諦めやすい環境を作れると思うと、少し気が楽になりませんか⁉️😁
ほんのちょっと前に進む事でいつでも立ち止まれるし、後ろに下がって休憩できる☕️
こうやってのんびりと気楽に吃音と付き合っていければいいなと思っています😌
最後までお読みいただきありがとうございます🙇♂️
本日の記事が誰かお一人にでも参考にしていただけるととても嬉しいです👏