こうして欲しい👏の伝え方《きつおん配慮カード》
この度は当ブログ【どもれども どもれども】にお越し頂きありがとうございます!
吃音研修講師の阿部と申します🙇♂️
吃音(きつおん)という、どもってスムーズに話せない症状を持ちながら、200人の社員の前で堂々と研修をする日々を過ごしております👨🏫
初めてこのブログに訪れていただいた方もいるかと思いますので、まずはこちらの記事を読んで頂きたいです👏
吃音について知って頂きたい全ての事を書きました✍️
⬇️ここからが本文です
さて本日ですが、皆様に反響いただいているこちらのツイートについての記事です。
仲間と作った「きつおん配慮カード」🎴
— 阿部 祐児@吃音研修講師/ドモラー (@ABEBE001) 2020年6月6日
今見ても結構いい出来だな💪
たくさんの方に知ってもらいたいポイントです👏#吃音のはなし#きつおんTRY pic.twitter.com/JskGS54eB5
これは【きつおん配慮カード】と言って、数年前に大切な仲間と作ったカードです。
大きく画像を載せて置きます👍
吃音でない、スムーズに話せない方に向けても作っています☝️
このカードの目的は、吃音を持つ方がどのように対応されると安心して話せるのかを分かりやすく伝える。というものです。
吃音を知ってもらおう!という啓発活動は言友会が発足した1960年代より行われており、テレビドラマや映画、漫画に至るまで今では"吃音(きつおん)"という言葉を認知してもらう媒体は本当に沢山登場しています。
なので多くの方が吃音を"知っている"状況にはなっているのかなとおもいます。(とは言いつつ、まだまだ知らない方も多いですが。。。)
しかし、これだけ吃音の認知が広まった今でも吃音を持つ方の悩みやストレスは未だ生活の中で生きています。
どうしたら吃音から来る悩みやストレスを和らげる事ができるだろう?
吃音を知ってもらう活動以外にできることはないかな?
仲間たちととことん考え抜いた結果、完成したのがこのきつおん配慮カードなのです☝️
吃音を持つ方の悩みの原因を考えた時に、
吃音のことは伝えられても具体的にどうしで欲しいか、どうしたら自分は話しやすくなるのかという事を伝えられていない。
相手も吃音のことは知ったけど、どうしてあげたらいいか戸惑っている。
そんな光景が目に浮かびました☝️
じゃあ自分の吃音に対してどうして欲しいかを相手に分かりやすく伝える事で、相手もどうしてあげたらいいかが分かり、吃音を介してスムーズなコミュニケーションが実現出来るのではないか‼️
きつおん配慮カードはこんな課題を解決するべく作られたカードなのです😁
具体的な使い方ですが、今回は3つ提案したいと思います☝️
- 最も接する事が多い相手に渡す。
- 学校や先生や職場の上司などから配ってもらう。
- バイト先の控え室に貼り紙として貼る。
まず①は最もオーソドックスな使い方ですね☝️
話す事が多い方、吃音を詳しく知って欲しい方に渡して見て下さい。
そして②ですが、吃音を持つ本人から渡しにくい場合や1度に沢山の人に知ってもらいたい場合は、先生や上司にお願いしてみましょう。
人事部などの部署にお願いしても効果的です☺️
これなら1人1人に渡す苦労が無くなりますし、自分が吃音である事を大きな声で言わなくても知ってもらえます👍
そして③も効果的です。
貼り紙って時間のある時にチラッと見てくれます。
さらにこのカードには可愛いキツツキと音符のイラストが描いてあるので、目に留まりやすいです☝️(しおさんありがとう🙇♂️)
上司の方に相談して、貼らせてもらいましょう‼️
このきつおん配慮カードが吃音についてもう一歩深く知ってもらえるきっかけになり、吃音を持つ皆さんがますます安心してどもれるようになるとこれ以上嬉しい事はありません☺️
PDFデータが必要な方はお送りしますので、コメント欄やTwitterなどで連絡下さいね👏
Twitterアカウント:@ABEBE001
安心してどもれる世の中へ
本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
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