どもれども どもれども

30年間明るくどもり続ける吃音研修講師がお送りする吃音ライフを紹介します!

「地味な起業」は吃音を持つ人に向いている⁉️

この度は当ブログ【どもれども どもれども】にお越し頂きありがとうございます😊



吃音研修講師の阿部と申します🙇‍♂️



吃音(きつおん)という、どもってスムーズに話せない症状を持ちながら大好きな研修講師の仕事と向き合う日々を過ごしております👨‍🏫



初めてこのブログに訪れていただいた方もいるかと思いますので、まずはこちらの記事を読んで頂きたいです👏

吃音について知って頂きたい全ての事を書きました✍️

abe-kenshu.hatenablog.com



[本日の目次]

オススメ本「僕たちは、地味な起業で食っていく」

さて、本日の記事ですが、最近私が読んで「これだ‼️」とついつい腹落ちしてしまった本を紹介したいと思います📖


コレです☝️



これまで起業は「難しい」「ハードルが高い」「才能がないと」というイメージがあり、ご自身に特殊才能がないと"思っている"方は、起業にチャレンジしたくても尻込んでしまう現状があったのではないでしょうか😔



著者の田中さんは、ホリエモンさんのような典型的な起業を"派手な起業"と定義しています。



その"派手な起業"に対し、当書で提案されているのは"地味な起業"というわけです☝️



当書におけるポイントは以下です。

  1. 地味な起業とは、"誰かを応援する"事を仕事にして起業することである。
  2. 地味な起業で必要なのは"地味なスキル"。つまり、会社で身につけた一般的なビジネススキルである。
  3. 地味な起業で最も必要な能力は、"検索能力"である。

著者の田中さんは、"派手な起業"が出来るような方でも意外と"地味なスキル"を持っていない方が多い。


また、"地味なスキル"は持っているが忙しすぎて手が回っていない方が多い。


つまり、スキル不足や忙しさの面で"ちょっと困っている"方は沢山いると言うのです☝️



また、例えば動画編集のやり方を調べようと思っても上手く情報まで辿り着けない。

つまり、"検索能力"がなく困っている方は沢山いると言うのです☝️


確かに会社の中の事を考えてみると、上司に「Excelでまとめといて」と頼まれたり、「こないだ撮った動画のいらない箇所を切れるかな?」と聞かれたりする事は多くあります🤔


おそらくスキルや忙しさ、検索能力などで"困った"ために依頼して来られたのでしょう。



会社から独立して起業されるような方の場合は困った時に頼み事をする同僚がおらず、依頼すら出来ずに困っている状況は容易に想像できるでしょう。



"地味なスキル"で"地味な起業"が出来るチャンスはこういった所に転がっている訳ですね👍



また、"地味な起業"の具体例も挙げてくれています☝️

  • Excel管理
  • WEBページ作成
  • 画像/動画作成
  • プレゼン資料作成
  • ライティング
  • LINE返信
  • セミナー取材代行
  • イベント運営

皆さん、上記のリストを見てみてどうですか??



何となく、出来そうな仕事もあるのではないでしょうか⁉️



当書のポイントはココで、"普通の会社員としてのスキル""Googleでちょっと調べたら分かること"が出来ない、もしくは手間でやりたくない人は数多くいる。



そこにこそ"地味な起業"に対するニーズがある。という訳なのですね☝️



そして当記事のタイトルにもある通り、私が言いたいのは、「"地味な起業"は吃音を持つ人に向いている」という事なのです👍



そのワケを次の章で説明していきましょう💪


「地味な起業」が吃音を持つ人に向いているワケ

まず、吃音を持つ人の性格を挙げてみましょう✍️


  • コツコツと資料をまとめる仕事が得意である。
  • 多くの方とコミュニケーションが不要な、1人で完結できる仕事が得意である。
  • 相手の気持ちを読み取る能力に長けている。

※あくまで私見です



私自身に当てはめてみると、吃音で口頭で対応したり説明する仕事が得意ではありません💦



その分、人から依頼された期限までに決まった内容をまとめる事はとても得意です☝️




また、「この人にはこういう資料が必要なのではないか」と先読みして資料を用意する事も得意な事の1つです☝️



まさに上記に挙げた性格の通りですね🤣



おそらくそれは、"口で説明する事が苦手"なので、自分が今出来る事を一所懸命こなそう。という意識から来ているのではないかと考えています🤔



SNSで情報交換している方々もおそらく同じ傾向が見られるのではないかと思います🤝



つまり、当書で例として挙げられている"地味な起業"は吃音を持つ人にとってまさにぴったりな考え方と言えるのです☺️



Excel管理、プレゼン資料作成、動画編集、セミナー取材代行などは、そこまで苦もなく出来そうと思いませんか⁉️



コツコツやる事を苦と思わない。



相手が今何を求めているか察して対応する事が出来る。




我々が持つこの能力は世の中の人にとって必ず役立つ事が出来る。



この本を読み、自信と希望を持つ事が出来ました💪


まとめ

本日の記事で最も伝えたい点は、


好きな人を応援する"地味な起業"は、一般的ビジネススキルをコツコツこなせる人に向いており、吃音を持つ方々にとってうってつけのビジネスモデルである。


また、起業とまではいかなくても、日頃の仕事において「誰かのためにスキルを活用する。」という目線は相手からの信頼を生み、新しいチャンスを掴むきっかけになるかも知れない。



最後までお読みいただき誠にありがとうございました🙇‍♂️
少しでもご参考にして頂けますと嬉しく思います😌