『新きつおん配慮カード(覚え方付き)』リリース🎉
皆さん、おはようございます☀
「吃音当事者が具体的にどういう対応をしてもらえると助かるのかを分かりやすく伝えたい‼️」
そんな想いから吃音仲間たちと一緒に作成したきつおん配慮カード。
Twitterで公開して以来、沢山の反響を頂く事が出来ました✨🎉
職場や学校で配っていただいたりと、たくさんの活用事例もご連絡いただいており、本当に嬉しい限りです☺️
しかし、1つ以前から気になっていた、「きつおん配慮カードの4つの項目が覚えてもらえるのか?」問題🤔
せっかく配っていただいたのに「何だっけ?」と忘れられてしまうのは勿体ないし悲しい😭
と言うことで、きつおん配慮カードに覚え方を追加した新バージョンを作成しました👏👏👏
⬇️新きつおん配慮カード【覚え方付き】
覚え方は"NSAY(エヌセイ)"
それぞれの項目の頭文字をつなげています。
N:内容に注目
S:さえぎらない
A:アドバイスしない
Y:ゆっくりと話す
SAY=話すという単語が入っている所がミソですね😁
さらに昨日Twitterに各項目の詳細なエピソードや解説を投稿しましたので、まとめとして下記に掲載しておきますね👍
①N:話し方より話す内容に注目して欲しい
【話し方より話す内容に注目して欲しい】
— 阿部 祐児@吃音研修講師/ドモラー (@ABEBE001) 2020年9月6日
学生の頃、授業中に当てられ、どもりながら回答した。
回答は合っていたのにひどくどもったために笑われ、ゆっくり話すように周りから指摘された。
今改めて思う。
合ってたからいいよね。#きつおん配慮カード#吃音のはなし
②S:さえぎらず最後まで話を聞いて欲しい
【さえぎらず最後まで話を聞いて欲しい】
— 阿部 祐児@吃音研修講師/ドモラー (@ABEBE001) 2020年9月7日
いくらどもっていても我々の頭の中には明確に言葉が存在する。
その言葉を伝えたくて伝えたくて、でもどもって先に進まない。言葉が大渋滞を起こす。
そんな時、途中で強制的に通行止めにされてしまうと我々には絶望感しか残らない😭#きつおん配慮カード
③A:話し方へのアドバイスは逆効果
【話し方へのアドバイスは逆効果】
— 阿部 祐児@吃音研修講師/ドモラー (@ABEBE001) 2020年9月7日
よく「ゆっくり話せばいいよ」「焦りすぎだよ」とアドバイスを頂ける。
ありがたい事だけど、逆にその方の前でどもっちゃいけない意識が強まり、身体や喉に力が入り、症状が強くなってしまう💦
心配いただいての事なので逆に申し訳ないです👏#きつおん配慮カード
④Y:ゆっくり話をして欲しい
【ゆっくり話をして欲しい】
— 阿部 祐児@吃音研修講師/ドモラー (@ABEBE001) 2020年9月7日
早口でまくし立てられてしまったり、一度にたくさんの質問をされてしまうと、我々の中で言葉が大渋滞を起こしてしまう💦
吃音は環境に影響されやすいのです☝️
ゆっくり話していただけると我々も安心して言葉をお届け出来るようになります☺️#きつおん配慮カード
このNSAYメソッドが広まることで我々にとって自分らしく話せる環境が整っていくことを夢見ています☺️
そしていつか、
安心してどもれる世の中へ
本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
※きつおん配慮カードのPDFデータをお送り出来ます👍ご希望の方はTwitterのDM(@ABEBE001)にてご連絡下さいね☺️
この記事に共感していただいた方はポチッとお願いします☺️
にほんブログ村