心が吃音を超えた瞬間
この度は当ブログ【どもれども どもれども】にお越し頂きありがとうございます!
吃音研修講師の阿部と申します🙇♂️
吃音(きつおん)という、どもってスムーズに話せない症状を持ちながら、200人の社員の前で堂々と研修をする日々を過ごしております👨🏫
初めてこのブログに訪れていただいた方もいるかと思いますので、まずはこちらの記事を読んで頂きたいです👏
吃音について知って頂きたい全ての事を書きました✍️
⬇️ここからが本文です
昨日、自分の吃音人生において、初めての経験をしました。
この記事は備忘録として書いておきたいと思います✍️
いつか、どなたかの参考やヒントになることを願って👏
昨日は会社の同僚が今月末で退社するということで、リモート送別会に参加しました。
年齢は私より若いですが、人柄、仕事への姿勢、謙虚さ、どれを取っても優秀という言葉しか当てはまらないような信頼できる方でした☺️
リモート送別会の中で、参加したメンバーよりメッセージを送ることに。
普段なら、
「みんなが聞いているし、どもらず話せるかな。」
「こういう場でどもると迷惑がかかっちゃうかな。」
と予期不安に駆られ、おどおどしてしまうことも少なくないです💦
しかし昨日の私は様子が違いました。
スピーチをしている約5分間、全くと言っていいほどどもらなかったのです。
いや、どもることが全く頭の中になかった。と表現した方がいいでしょうか。
昨日は確かに事前に話す準備をしました。
しかしそれは伝えてあげたい内容を少しまとめただけで、仕事の中でのプレゼンの準備とは全く異なります。
上手く話すための練習は全くしていません。
しかし、全くどもらず、どもることを1ミリも不安に思うことなくスピーチする事が出来たのです‼️
今考えてみると、どもることが全く頭の中になかった。という点がポイントになるのではないかと思います☝️
仕事で相当な準備をして上手くプレゼンが出来た時ですら、プレゼン中の頭の中には少なからず"どもること"が頭の中に浮かびます。
昨日のスピーチほど話す内容に集中して話せたことはありませんでした。
ではなぜ、昨日のスピーチはどもることを頭の中から消し去り、話す内容に集中出来たのでしょうか。
それは、自分が本当に心から伝えたい内容であったから。ではないかと振り返っています。
今月退職する同僚には本当にお世話になりました。
心から信頼出来るパートナーと思っていました。
次の会社に行ったら、今よりも成功して欲しい。自分の人生を全力で生きて欲しい。
心からそう思い、そして伝えたい!と思っていたのです。
想いは吃音を超える
私の中でこのようなキーワードが浮かんでいます。
伝えたい。
その強い想いは時に私たちを吃音から解放してくれるのかもしれません😌
あなたの本当に伝えたいことは何ですか。
安心してどもれる世の中へ
本日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
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