どもりにくい電話応対の工夫【吃音シェアパーク掲載記事】
おはようございます☀
今日も吃音シェアパークから1つ記事を紹介します☺️
今日は吃音を持つ方なら誰もが苦手な、、、電話応対に対する工夫の仕方です👍
吃音シェアパーク閉鎖のお知らせ➡️ https://abe-kenshu.hatenablog.com/entry/2019/09/11/063916
どもりにくい電話応対の工夫(2019年4月掲載)
さて、本日は『電話応対の工夫』について日々私が実践している工夫をシェアしたいと思います。
働く吃音当事者にとって最もハードルが高い業務内容は"電話応対"ではないでしょうか。
もちろん私も例外なく苦手です😭
自分のデスクのコール音は一番小さくしていますし、日々電話がならない事を祈る毎日です👏
それでも研修部という職種上、電話とは切っては切り離せない関係でして💦
どうせ電話をしなくてはいけないのなら少しでも話しやすい環境を作らねば‼️
という事で今回の工夫を考え実践しています💪
前置きが長くなりました🙇♂️
詳細を下記に記します✍️
『電話応対の工夫』
①受話器を取ってから3秒はタイミングを計る時間にする。
②マニュアル通りの言い回しを無視する。
③メールで伝えられる事は事前/事後にメールする。
まず①です。
私の感覚ですが、吃音当事者が電話で失敗するパターンとして、"出だしでつまずく"事が多いのかなと思います。
逆に言うと、出だしのスタートダッシュが決まればその後は少しモタついてもゴールしやすい環境を作れるのではないかと。
経験上、電話をかけた側の気持ちになると、繋がって3秒までは違和感なく待てると思います。
ですのでその"3秒"は我々の準備タイムとして下さい。
受話器を取った瞬間に話し始めるのではなく、3秒待ってから話しましょう。
やってみるとわかりますが、3秒は結構長いです!
そう、余裕があるのです☺️
その間に落ち着き、呼吸を整え、ゆっくり言葉を始めましょう👍
次は② マニュアル通りの言い回しを無視するです。
会社には便宜上、"マニュアルの言い回し"が存在します。
「お電話ありがとうございます、〇〇株式会社、営業部、〇〇でございます。」などなど、、、
これは私だけではないと思いますが、マニュアルはしんどいです💦
長いし、硬いし、言いづらいし、いい事なしです。。。
なので思い切ってマニュアルを無視しましょう❗️
具体的には、
「はい、〇〇株式会社の阿部です。」ぐらいに縮めていいと思います👍
上記はほんの1例なので、ご自身が最も言いやすい、"失礼でない程度"の言い方を考えてみて下さい。
"失礼でない程度"でいいです🖐
何故かと言うと、電話をかけてきた相手からすると、電話応対の中で"内容"が大事なのであって、出だしの言葉なんて気にもしていません。
電話をした立場になってみて下さい。
「この人、マニュアル通りにきちんと言ってないな!」なんて思わないですよね。
むしろ、前置きはいいから早く繋いでくれと思う方が多いのではないでしょうか。
だから、マニュアルは無視して、失礼でない程度に言いやすい出だしを用意しましょう☺️
最後に③メールで伝えられる事は事前/事後にメールする。です。
私が抱える電話に対する不安の1つは、"内容が伝わっているか不安"という事です。
どもらないように話す場合、どうしても言い換えが生じます。
仕事だと言い換えた結果、間違えて伝わる危険性もゼロではありません。(おそらく頻繁にはありませんが)
それを防ぐために、私は電話の事前もしくは事後に内容の確認メールを送るようにしています。
これでほぼ内容が間違って伝わる事を防げます👍
事前メールを送ると、電話をする必要がなくなり、「メールで理解したので電話はいいです」となる事も多々あります。
いい事しかありません🤣🤣🤣
手間にはなりますが、後でトラブルになる事を防げます☺️
以上が私が実践している電話応対の工夫になります。
電話応対の工夫のまとめ
①受話器を取ってから3秒はタイミングを計る時間にする。
②マニュアル通りの言い回しを無視する。
③メールで伝えられる事は事前/事後にメールする。
最も大事なのは、「電話自体に拘りすぎず、内容が正しく伝わればいい」ぐらいのスタンスでいる事かなと。
皆様のご参考になるととても嬉しいです👏
本日も最後までお読みいただきありがとうございます🙇♂️
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