どもれども どもれども

30年間明るくどもり続ける吃音研修講師がお送りする吃音ライフを紹介します!

『単語でどもる』こと、『対話でどもる』こと 〜きつおんフリーへの対策とは〜

おはようございます☀

 

明日は営業責任者に向けてのプレゼンの日 。。。

予期不安を払拭するかのようにこの文章を書いています✍️

 

今日の記事は頭の中にあるモヤモヤを吐き出すために書きますので、内容がぶれるかもしれません。

皆さんの反応が良かったら改めて文章をまとめてnoteに書いてみようかなと思っています😌

 

さて、きつおん(吃音)を持つ者として、日頃感じている事があります。

 

言葉がうまく出ない事を"どもる"と言いますが、どもる事にも2種類あると思うのです。

 

『単語でどもる』『対話でどもる』

 

の2種類です。

 

大体イメージつきますか??

 

まず『単語でどもる』は「かけうどんかっこ」とか「からあげクン」など、"言いにくい言葉"というイメージですね。

 

特に注文する時に困ります。

 

これはきつおんTRYでチャレンジしている所ですね👍(きつおんTRYをご存知でない方はページ下部にリンクを貼っておきます)

 

そして『対話でどもる』ですが、少しイメージしづらいかもしれませんね。説明します☝️

 

人と会話している時というのは、相手の言った事を聞き取り、それを解釈して自分の意見を伝える。

脳が常に回転している状態だと思います。

なので、ふと言いにくい言葉が浮かんでしまってもなかなか回避しるテクニックが使えない。

もしくは言いたい事がまとまらず、時間稼ぎの言葉を挟むのも苦手なので、結果としてどもってしまう。。。

 

言わば対話は"どもりやすい環境"と言えるのではないでしょうか。

 

 

きつおんフリーへの対策ってどうする?

ここからが言いたい事です。

ちなみに根拠は経験ですので、予めご了承下さい👏

 

さて、"きつおんへフリーへの対策"ってどうしたらいいと思いますか?

 

ちなみに"きつおんフリー"というのは我々きつおんTRYが勝手に作った言葉で、"きつおんである事で感じるストレスをフリーにする事"と定義しています☝️

 

きつおんフリーへの対策として、個人的には2つの対策が必要だと思います。

 

先程説明した"単語でどもる事への対策""対話でどもる事への対策"です。

 

単語へどもる事への対策とは、発話トレーニングや、きつおんTRYもその一環に入るかなと可能性を感じています😉

 

電子メモや吃音カード、ゆっくり発話などの方法を使う事で、"注文する"ことや"短い要望を伝える"事はおおよそきつおんフリーで実施することは可能かなと考えています。

 

今後のきつおんTRYでもっと明確にします👍

 

 

そして対話でどもる事への対策については、ちょっと難しいかもしれませんね。

 

単語への対策はツールやテクニックでカバー出来ます。

 

対話となると、一部の特別な配慮のある環境を除いて、ツールやテクニックでカバーし続ける事は難しいと感じています。

 

どうしてもストレスのかかる環境という事ですね。

 

しかしながら、「仕方ない」で済ませられません。

 

きつおんを持つ方の悩みやストレスは本当に切実です。

 

では、どうしましょう。。。

 

 

私の中での仮説が1つあります。

 

環境を変える

 

事です。

 

どうしてもどもってしまうのは仕方ないのです。

レーニングでカバー出来ない部分も大きいです。

 

そこで考えられるのは、「どもっても自分にストレスがかからない環境を作る」事が出来ればそれが解決するのではないかなと思います☝️

 

今まで皆さん、何となく分かっていた事かなと。

 

でもどうしたらいいか、どう動いたらいいか分からないから動けなかったのかなと。

 

私の中でもやり方は明確ではありません。

 

確信しているのは、「きつおんTRY」でその答えが出せるという事。

 

皆さん、期待して見てて下さい👍

 

そして、参加して下さい☝️

 

理想は各地できつおんTRYの活動が実施され、お互いにフィードバックし合える環境です☺️

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

 

現在我々きつおんTRYチームは、7月に『第2回きつおんTRY』を開催するために皆様からのご支援を募集しております。

➡︎リンクはこちら:『第2回きつおんTRY』を開催したい‼️ 100人に1人が発症する言葉の障害と言われる「きつおん(吃音)」。 お店で頼みたいものがあっても、どもって言いにくいメニューだと注文出来ず諦めてしまう事がしばしば。。。 『きつおんTRY』は、「吃音があっても、好きなものを好きなだけ買いたい!」という、吃音当事者なら誰もが望む願いを実現するべく結成されたプロジェクトチームです。 活動内容は、メンバー達がクジを引き、電子メモ・吃音カード・ゆっくり発話などのツールを使って注文にチャレンジします。 チャレンジ内容はSNSや動画でアップします。 今年の5月に第1回目の活動が実施され、テレビの取材を受けるほど話題になりました。 第2回は、7月に予定しています。 メンバー達が遠方に住んでいるため、交通費を含めた活動費が必要な状況です。 どうかご支援よろしくお願い致します!! - polca(ポルカ)

 

⬇︎きつおんTRYの活動内容はコチラからご覧いただけます。

 

きつおんTRY活動内容

ついに全貌公開❗️【きつおんTRY👍】 - どもれども どもれども(吃音体験ブログ)-stuttering,stuttering-

 

きつおんTRY版【きつおん当事者と話す時の配慮】

きつおんTRY版『きつおん当事者と話す時の配慮』 - どもれども どもれども(吃音体験ブログ)-stuttering,stuttering-

 

きつおんTRYムービー

第1回 きつおんTRY in 津島(愛知県)【The Stuttering TRY】 - YouTube

 


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