どもれども どもれども

30年間明るくどもり続ける吃音研修講師がお送りする吃音ライフを紹介します!

『吃音の世界』第5章の紹介

おはようございます☀

 

じっくり章ごとにレビューしている『吃音の世界』ですが、いよいよ最終章である第5章、吃音者と社会の関わり方、これからのお話です☝️

 

第5章の内容

●吃音者の多くはは孤独を抱えている:言いたい事を言えない、会話の輪から逃げてしまう➡️自信を失う。

●吃音者は他人に必要以上に気を遣っている。

●成人吃音者の4割は社会不安障害を共に抱えている。➡️30代になり社会的自信を得る事で回復する傾向。

●吃音者にとってのよい聞き手:話している最中でなく、話し終えた後に助けてくれる人

「どもってもいいんだ」と思えるようになると、予期不安やどもって落ち込む事がなくなり、現在の時間を取り戻す事ができる。

 

 

この本の最終章である第5章は、吃音者の内面にフォーカスした内容になっており、自分に自信がなく繊細な吃音者の気持ちとそれを救うための手段が記されています。

 

吃音者は孤独。

 

まさに私もそうでした。

 

自分が吃音であると気付き、周りにバレないように試行錯誤して症状を隠す毎日。

 

仲のいい友達にも受け止めてもらえるか分からず相談も出来ない。

 

親や兄弟にもそう。

 

誰に何をどうやって打ち明ければいいのか、何も情報がなく、1人で隠し切らなければいけない。

 

ほんの数年前までこのように抱え込んでいました。

 

それを救ってくれたのは、妻であり、営業相手のお客様であり、職場の上司や同僚でした。

 

「どもってもいいんだよ」

 

この言葉は我々吃音者にとっては救いの言葉です。

 

この言葉をいただいた皆様には一生恩を忘れません。

 

私なりに出来ることを少しずつお返ししたいと思っています。

 

私は本当に周りの方々に恵まれ、明るく生きる事が出来ています。

 

今後は私がいただいた恵みを別の皆様にお渡ししていければと考えています。

 

出来ることをコツコツと。

 

西川きよし師匠の言葉が身に沁みます。

 

全章を通して、温かい気持ちになる一冊でした☺️

 

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございます❗️

 

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