どもれども どもれども

30年間明るくどもり続ける吃音研修講師がお送りする吃音ライフを紹介します!

電話応対の苦悩

おはようございます!

 

朝から子供の体調が悪く病院に行かせたい場合、病院に今から行きますの連絡をする際に求められる

 

「今どういった状況ですか?」

 

分かる、分かるよ。

きちんと説明してから出ないと正確な案内ができない事。

その場の処置で対応出来る場合も多い事。

 

でも、、、うまく伝えられないのです!😭

病院は忙しく、あまり1人の対応に時間がかけられない事が分かっているので、一層焦ります💦

 

ほんとこういう時って何とも言えないもどかしい感情になります。。。

 

病院の電話応対窓口にチャット対応出来る方法を導入して欲しいですね。

そこで人件費が必要になるのでなかなか難しいとは思いますが、、、

 

 

冒頭でこの話を書いている時に、就職したての時の事を思い出したので書いてみたいと思います。

 

25歳ぐらいの時ですね。

当時私は携帯ショップに勤めていました。

ひっきりなしに一日中接客をする仕事なので、ドモラーの私にとっては随分とチャレンジングなお仕事でありましたが、元気に明るくをモットーに何とか楽しく働いていた記憶があります。

 

ただ1つ、どうでも苦手な業務がありました。。。

 

電話応対です。

 

当時はiPhoneが発売したてという事もあり、来店するお客さんも電話での問い合わせもひっきりなしでした。

 

マニュアルでは「お電話ありがとうございます。〇〇〇(会社名)〇〇店です。」となっていましたが、まず「お電話ありがとうございます」が言えませんでした。

 

「お」も「で」も苦手です。

話し始めの2音とも苦手なのでもうお手上げ。

必ずどもります。

そう思うとさらにどもります。。。悪循環。。。

 

何ヶ月も苦悩した結果、そこで私は2つの対処法を実行していました。

 

まず1つは、電話を取らないと決めました。

取らないんかい!笑と思われた方もいらっしゃるかと思いますが、取りません笑

でもその代わり、めっちゃ接客します!周りよりも積極的に接客します!ややこしそうなお客さんでも嫌がらず接客します!

 

要はどうしても苦手な事を無理してやるよりも、より得意な方に任せてしまう。

その代わり自分の出来る事はその人よりも積極的にやる!

という事ですね。

 

そしてもう1つは、出だしをちょっとボヤかしてる言う。という事です。

 

先月かな?水曜日のダウンタウンの企画で、下記のような企画がありました。

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まさにこれだったな!と懐かしく思ったのですが、人の脳って素晴らしい作りになっており、その場の状況に合わせて都合よく解釈するようになっているとどこかの本で読みました(どの本か忘れました💦)

 

つまり、部屋を去る時に「お〜した」と何となく言われると、「お疲れ様でしたって言ったんだな」と勝手に解釈してくれるのです。

定型文なら尚更ですよね。

 

そう思うと、携帯ショップに電話して、何となく「お〜〜〜ます。〇〜(会社名)〇〜店です」と言われるだけで何となく解釈してくれるはずですよね。

そこでどうしても電話に出る必要がある時は、「お〜〜〜ます。〇〜(会社名)〇〜店です」と少しボヤかしてると言うようにしておりました。

当時のお客さんが違和感なく話されていたのかは分かりませんが、それで怒られた事はありません笑

 

上記が正しい、うまい対処法かどうかは分かりませんが、自分なりに工夫して業務に励んでいたつもりです。

いつか店舗から電話がなくなり、チャット対応になる事を切に願っております!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

本日も皆さんにとっていい日になりますように!!